経営実践報告会✖100年企業深訪会―静かなリーダーが笑顔の輪(和)を循環させる!―

「自分が源泉」・「忘己利他(もうこりた)」・「静かなリーダーシップ」

今回の経営実践報告会は、信州松本の100年企業「スドージャム様」の安曇野新工場に伺いました。

国宝 松本城

松本といえば「国宝・松本城」が一番に上がりますが、前日の夕方に着いた私達は、早速松本城見学をさせて頂きました。

実際に城内見学をしましたが、当時の城主が家来たちと城を守るための作戦会議をした部屋が残っており、その当時の武士になった感覚になり、感動しました。

 

いざ、スドージャム様へ!

松本駅から車で30分程、安曇野にあるスドージャム様へ向かいました。
当日は天気も良く素敵な新工場が出迎えてくれました。
以前より、須藤社長から工場からのアルプスの景色は最高ですとおっしゃっておられましたが、本当に最高でした。

 

新工場(新社屋)の中に案内されて一歩入ってみると、ジャムへのこだわりが・・・。
なんだかわかりますか???

ストロベリー・ブルーベリー・マーマレード の額があり、各会議の部屋もそれぞれのフルーツをコンセプトに作られており、
社屋内の随所に、ジャムへの愛情が感じられました。

ここで感じたのは、須藤社長はじめ全社員からのジャムに対する、「真剣勝負」、「誠実さ」、「正直さ」がひしひしと感じ取れる思いでした。

 

須藤社長の経営実践報告

そして待ちに待った須藤社長の経営実践報告の始まりです。

冒頭は、「スドージャム」て何?から始まりました。
なぜ、スドージャムが存在するのだろうか?

お話を聞いていくうちに、須藤社長の一途ともいえる誠実・正直・真面目さが、
自社に乗り移っているのだろうと感じ取れてきました。

しかし、これだけの規模にもなれば、いくらカリスマ社長ともいえども一人では存続出来ないと……。
存続するには、全社員の力を集結させる事……、ここに塾で習った「経営理念」があることが解りました。
スドージャム様が作っているのは、経営理念にもなっている「おいしい笑顔」なんだ。
この理念でなければならない深い理由や、
一人のカリスマ社長に頼るより、全従業員による「静かなリーダーシップ」
が勝る理由など、本当に多くの事を学ばせて頂きました。

【経営理念】
自然の恵みのジャムを通して
朝の幸せ“笑顔の食卓文化”を創造し
“健康で豊かな人生”に貢献します

【私たちのビジョン】
ジャム一筋、フルーツのスペシャリストとして

「こころ」と「からだ」に美味しい
製品づくりに徹し
“偉大なるローカル企業”を実現します

 

新工場見学

実践報告の後は、ジャムが作られている新工場の見学をさせて頂きました。

まずは、異物混入がないように、専用の服に着替えます。

次に専用のクリーンルームに入り、綺麗にします。

工場の中は、なんとも言えないジャムの甘ぁ~い香りがしました。
それと同時に、最新鋭の機械を操作する社員の方々の表情が印象的でした。
あたかも「私が『おいしい笑顔』を一個一個作っているんだ」と言わんばかりの真剣な目が印象的でした。
*工場内は写真撮影禁止の為、アップできないのが残念。

見学終了後~デザート~

見学が終わり、須藤社長から特性プリンが参加者に振る舞われました。

アルプスの雪の色をしたプリンの上に、フルーツジュレ(フレッシュな生イチゴ使用)がトッピング。
食べた人、全員が笑顔になる、日本一のプリンでした。

 

信州の自然の美しさと、スドージャム様の「おいしい笑顔」があり、最高の経営実践報告会になりました。
須藤社長、社員の皆様、本当にありがとうございました。

文責 創新ネットシティ幹事 秋場秀一

 

 

 

 

 

 

 

 

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