オフィスBAN(社会福祉士伴行恵事務所)

  • 98期 代表 伴 行恵
医療・薬剤・福祉関連
会社名
オフィスBAN
事業内容
高齢者向けの生活支援 
ライフコンサルティング 
相続手続きコーディネーター 
不動産取引アドバイザー
成年後見人
セミナー講師
エリア
神奈川県横浜市
設立年
2015年
ホームページ
http://office-ban.biz/

今の仕事に就いた理由、きっかけをお聞かせください

新卒で入社したのが不動産会社だった。そこの仲介営業経験が原体験である。時はバブル崩壊直後で、価格は急激な下落傾向にある時期に、ある定年退職した男性がバブル期の記憶価格での売却を強要した。小さく安いマンションに買い替え差益を老後の資金にしたいという計画だった。買い替え先のマンションも先に決め購入してしまった。バブル期並みの価格で売れれば、数千万円の手残りは充分期待できたのだが、案の上買い手は現れずそれでも強気の価格を崩さないため、とうとう波に乗り遅れていった。結果不安で不眠や心臓の不調だと訴えてくるようになりながらもなんとか買手が現れたが、売った価格と新しく買った価格の差は僅かで、見込んでいた充分な差益を得ることはできなかった。
あの方の老後はどのような生活になったのだろう。30年以上前の話であるが、今もそのマンションを遠目で見る機会があると思い出す。
当時は会社員で目標数字を与えられての立場で売上先行であった。何より経験も知識も少なく的確なアドバイスはできる人材ではなかった。不動産取引は難しい。素人考えでしかも高齢者が安心安全に取引できるものでもない。携わっていたからよくわかる。迷える素人の不動産取引に寄り添う仲介業者ではないコンサル人材が世の中に必要だなと淡い夢が芽生えたのがこの出来事であったと記憶している。

貴社事業についてお聞かせください

人の生活問題悩みは様々である。
それを解決するには、誰かが指南して行かないと進まないケースが往々にしてある。
特に高齢者には難しい。高齢者の問題は本当に多種多様だ。家族関係も希薄となり頼れる先もないケースも増える。業務のイメージは、時にHUBとなって繋げたり、また道先を案内し寄り添い歩んだり。また的確な情報を伝えることを行い、迷いを減らすことも仕事ととらえている。
その方の人生がよりよくなるようなお手伝いが私の事業である。

貴社の強み・とんがりを教えて下さい

「ファイナンシャルプランナーで不動産取引実務経験のある社会福祉士だからこそできる支援」をキャッチフレーズにしている。この資格と実務経験を持つ専門家は少なく、また相続手続きまでアドバイスできる人材は少ない。
今現在の生活から亡くなった後まで、流れるように支援できるのを強みにしている。
案件は紹介が中心であるが、社会福祉士ということもあって介護福祉業界からの案件紹介がほとんどなのも、他にはないスタイルである。

自社の理念、理行を教えてください

経営理念
私は心身穏やかな日常生活を願う あなたに
熱(情熱) 知(知恵) 力(行動力) を
惜しみなく発揮し
伴走者として寄り添い続けます。

経営理行
心 平穏と自由 受容と共感を基本とします
応 創新と要望 充たすことを喜びとします
挑 勇気と責任 信念と覚悟を持ち続けます
縁 縁由と意義 言付けとして受け止めます

創新塾で決めた「自聖言」を教えてください

「宿命を知覚し天命を仰ぎ運命を受容し使命を全う」

あなたが仕事を通じて達成したい、成し遂げたいことがあれば教えてください

まだ、全くイメージが湧かない状況であるが、いつか組織で活動してみたいとは思う。
今は自分一人でできる量範囲を、クライアントの状況に合わせてカスタマイズしながら改善解決している状況である。
今の業務を組織で行うことは難しいが、何かひとつのことにフォーカスした事業だけを組織化し、社会に効率的に還元できたらいいなとは考えている。

経歴・自己紹介

1966年 茨城県東海村出身 大妻女子大学 家政学部被服学科 卒
1988年 株式会社長谷工コーポレーション 総合職入社 
宅地建物取引士資格取得
1998年 結婚産休育休後退職 
後、専業主婦
2003年ごろより 不動産関連ベンチャー企業にて パートや契約社員勤務
        不動産鑑定会社
        不動産レンタルオフィス開発運営会社
        2級ファイナンシャルプランニング技能士資格取得 
2015年~2017年 正社員勤務
司法書士法人の不動産部門
        不動産売買オークション会社    
2017年 12月 オフィスBAN設立
       社会福祉士資格取得

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